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●ワルシャワ条約機構・コメコン解体 ワルシャワじょうやくきこう・コメコンかいたい

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 1989年のソ連と東欧諸国の政治・経済体制の激動とマルタ会談に見られる冷戦構造の崩壊,1990年のドイツ統一などに伴い,ワルシャワ条約機構(WTO)の軍事機構としての意義は薄れた。またソ連経済の悪化とチェコスロバキアなど加盟諸国の駐留ソ連軍撤退要求は,その存続を困難にした。1990年6月モスクワでの加盟国首脳会議は,WTO の軍事機構から政治機構への転換を決定した。1991年1月のソ連軍のリトアニア武力弾圧への加盟諸国の反発もあり,ソ連は NATO と同時進行の軍事機構解体という予定を断念し,4月に軍事機構は一方的に解体された。さらに7月1日,WTO はプラハで首脳会議・政治諮問委員会を開き,政治機構としても解体を決定し,36年の歴史に幕を下ろした。一方,ソ連中心の社会主義的国際分業を実施するためのコメコン(経済相互援助会議)は,1989年以降の東欧諸国の市場経済への移行,1991年1月西欧通貨決済(ハードカレンシー)の導入により,事実上機能できなくなっていた。1991年6月28日,加盟国が解体宣言に調印,42年の歴史を閉じた。