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●ライシャワー

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 1910〜1991 東京生まれのアメリカ東アジア研究の第一人者。ハーバード大学を中心に「日本近代化」論を展開して,マルクス主義的な近代日本史観に対立する見解を示し,日本の学界に「近代化論争」を起こす。日本は西欧諸国以外で,近代化に成功し議会制民主主義を自発的に展開した唯一の国であり,19世紀の欧米諸国からの外圧に対応できなかった中国に比べれば,日本の社会・経済的な近代化,民主主義の進歩は,マルクス主義の立場から指摘される明治維新の失敗・挫折を補って余りある程の成功をおさめた,というのが彼の見解であった。この解釈を最も明瞭に示した著作が『日本一国の歩み』(邦題『ライシャワーの日本史』)

 1956年松方ハル(明治元勲松方正義公爵の孫)と再婚。1961年〜1966年,アメリカ駐日大使として,イコール・パートナーシップをキィコンセプトにしてハル夫人とともに活躍する。死に際し自ら尊厳死を選ぶ。