●バルト3国の独立 バルトさんごくのどくりつ
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バルト3国は,バルト海東岸にある,南からリトアニア・ラトビア・エストニアの3共和国。13世紀以降,近接するドイツ騎士団・ポーランド・スウェーデンなどとの競合を重ねたが,18世紀にはあい次いでロシア領となった。ロシア革命後の1920年に3国とも独立をとげたが,1939年の独ソ不可侵条約付属の秘密議定書によって翌年ソ連邦に併合された。ゴルバチョフ政権の改革が進む1988年頃から3国は独ソ不可侵条約の無効を唱え,それぞれ人民戦線を結成して独立運動を展開し始めた。1990年3〜5月には,リトアニアを皮切りに次々に独立宣言を採択。連邦制維持を目指すソ連邦側の対応は,経済制裁などから1991年の1月の武力行使にまで発展したが,同年8月のソ連保守派のクーデター失敗でソ連の民主改革が急速に進み,西側諸国のバルト独立承認も手伝って,9月6日ソ連邦は正式に3国の独立を承認した。さらに9月18日には,3国そろって国連への加盟を果たした。