●バブル経済 バブルけいざい
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経済学用語でいえば信用膨張のこと。具体的には1980年代中頃から1990年頃にかけ株価・地価の急激な上昇による現実の価格と,合理的に見て妥当と思われる価格とのギャップが生じたことをいう。このバブルは第一に,急激な円高不況を回避するための日本銀行の金融緩和政策を背景としたカネ余りのため,株価・地価およびその他の資産価値は止めどもなく値上がりし,カネ余りにまかせて買いあさった。第二は,集団心理も作用した短期的な自己実現的な投機がこの絶好調景気−バブル経済を引き起こしたといえる。これはマネーがマネーを追いかけ,株価・地価が論理を離れて急激な膨張をもたらしたのである。株価でいえば,現実の株価と企業収益などの経済的諸条件によってきまる理論株価水準とに大きなギャップを生じた。地価でいえば,土地の使用価値を軽視してしまった値上がりのため,実物経済と離れ過ぎて急上昇し,バブル(泡)が膨らみ社会的に不公平を生じた。