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●ワルシャワ

ヨーロッパ ポーランド共和国 AD 

 ヴィスワ川中流沿いの都市でポーランドの首都。13世紀に都市的集落の発達を見たが,ドイツ都市法に基づく都市建設は1300年ごろと推定され,1376年から市会の存在が確認できる。その後マゾフシェ公国の重要都市としての地位を築くが,実質的な発展を見るのは1526年同公国のポーランド王国への編入以後のことである。1569年から全国議会のほぼ恒常的な開催地となり,また1611年から国王が定住するに至り,事実上の首都として国の興亡のいわば生証人になった。18世紀後半には急成長して人口10万人以上を擁し,国家の再生運動や独立運動の一翼を担った。国の滅亡後,プロイセン領の地方都市(1795〜1806),ワルシャワ公国首都(1807〜1814),次いで1815年以降はロシア領ポーランド王国の首都として11月蜂起(1830〜1831)や1月蜂起(1863〜1864)の主舞台になるとともに,ポーランド文化や経済の発達を主導した。1918年独立ポーランドの首都。第二次世界大戦中はドイツの占領下で,ワルシャワ=ゲットーの蜂起(1943)やワルシャワ蜂起(1944)などの悲劇が相次ぎ,市全体もヒトラーの命令によって徹底的に破壊された。1945年1月の解放後,旧市街の復元を骨子として再建された。人口143万人(1975)。