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●ワグナー法 ワグナーほう

北アメリカ アメリカ合衆国 AD1935 

 ニュー=ディール立法の一環として,1935年に成立したアメリカ合衆国の労働法。正式名称は全国労働関係法であるが,これを起案した上院労働委員長の名を冠してワグナー法とも言う。1933年の全国産業復興法(NIRA)は雇用主と労働者との間の団体交渉に関する第7条a項を規定していたが,1935年3月に NIRA が違憲判決を受けて失効したため,改めて独立の立法として第7条a項を修正・成立したもので,労働者の団結権および代表者による団体交渉権を保障し,御用組合・不当解雇・差別待遇などを禁止した。またこの法律の遂行のため全国労働関係局の設置を規定した。雇用主による不当労働行為の禁止を規定した点で NIRA の条項よりも団結権の保障を有効にし,労働組合運動の発展に寄与したが,1947年のタフト=ハートレー法によって大幅な修正が加えられた。