●ロンドン世界経済会議 ロンドンせかいけいざいかいぎ
AD1933
1933年6〜7月,ロンドンで開かれた恐慌対策のための国際的な経済会議。当時としては画期的な大規模の国際会議であった。世界恐慌はすでに深刻化しておりそれだけに会議に寄せる期待も大きかった。しかし各国の利害はそれぞれ異なっていたため,会議が始まるとたちまち衝突しイギリスとアメリカの対立は会議の行方を決定した。イギリス政府は前年のローザンヌ会議からの戦債問題の解決を懸案としていたが,アメリカはこれに反対した。また通貨安定問題でアメリカとヨーロッパ諸国が対立するなど,恐慌対策を共同歩調で解決するなど全くできないまま会議は無期休会となった。このように会議は効果を上げることなく終わり,その後は独自の解決策を各国がとり保護主義的なブロック経済への道を歩んだ。