●露蒙協定 ろもうきょうてい
NIS諸国 ロシア連邦 AD1912 ロシア帝国
1912年11月,モンゴルの独立に関してロシアと外モンゴルとの間に結ばれた協定。清朝統治下の外モンゴルにおいては20世紀に入ると独立運動が活発化したが,1911年10月中国で辛亥革命が勃発し,国内が混乱すると,12月,モンゴルの独立が正式に宣言された。第8代活仏のジェブツン=ダムバ=ホトクトがボグド=ゲゲンとして帝位についたが,先に援助を約束したロシアが中国との紛争を恐れて,“独立”を“自治”に格下げしようとし,前駐清公使のコロストヴェッツを「クーロン(庫倫)」(現ウランバートル)に派遣した。彼は内モンゴルをも含めたモンゴルの独立を主張する王公の草案を退けて,1912年11月3日,活仏との間で協定を結んだ。これが露蒙協定である。4条の協定と17条の付属議定書とから成っており,ロシアはモンゴルの自治権と国民軍維持を認めることや中国軍隊の駐屯を認めないことなどをうたった。これにより,ロシアは外モンゴルを保護国とした。