●ロッテルダム
ヨーロッパ オランダ王国 AD
オランダ西部の同国第二の人口をもつ都市(1978年で59万人)。世界最大の港湾都市。ロッテルダムはマース川とライン川(ワール川)の北海への河口に位置する。1328年に自治都市となり,15世紀末にエラスムスを出した。17世紀にはオランダ第二の貿易港へと発展した。しかし飛躍的な発展は19世紀後半に始まる。1872年に全長20kmに及ぶ新水路が完成してから,後背地であるドイツとベルギーの発展に支えられて世界的な貿易港となった。第二次世界大戦中ドイツ軍の爆撃によって大きな破壊を被ったが,戦後めざましい復興を遂げ,1960年代には貨物取扱い高でニューヨークを抜いて世界第一の港となった。また EC 成立後新水路の出口にユーロポート(「ヨーロッパの門」の意味)が建設された。同時にオランダ有数の工業地帯の中核都市ともなっている。市内にはボイマンス美術館やセントローレンス大聖堂などがある。