●ロックフェラー
北アメリカ アメリカ合衆国 AD1839
1839〜1937 アメリカの実業家・石油王と言われる。ニューヨーク州の生まれで農民出身。ペンシルヴァニア油田発見以後、石油業を初めクリーブランドにおいて石油精製事業に成功する。1870年「スタンダード=オイル社」を設立しアメリカ全製油量の10%を握った。業界は競争が激烈であったが、輸送機関・パイプラインをも確保し、次々と合併を行って1879年にはアメリカの全石油精製の90%を独占した。1882年には「スタンダード=オイル=トラスト」を設立し販売組織をヨーロッパ・ラテンアメリカにも拡大したが、弱小企業を倒産に追いこむなど世論批判を受け、また最高裁の独占禁止のため解散命令を受けた。次いで持株会社を設立したがシャーマン法にふれ解散させられ、多くの子会社に分割された。しかし今日、なおエクソンなど世界最大の石油会社を支配している。1911年には引退し、文化・慈善事業に没頭し、ロックフェラー財団・シカゴ大学等の設立などに努めた。
