●ロタール1世 ロタールいっせい
ヨーロッパ ヨーロッパ AD795
795ごろ〜855 フランク国王(在位840〜843)。西ローマ皇帝(在位843〜855)。ルードヴィヒ1世(敬虔王)の長子。カール大帝の孫。817年父帝の〈帝国整備令〉により共同統治者となり皇帝の称号を与えられる。異母弟カール(のち禿頭王)を偏愛する父帝と領土分割をめぐって対立し,弟たちと反乱を起こすが敗れる。840年父帝の死後皇帝に即位するが,全帝国を単独支配しようとして兄弟間で争いが絶えなかった。841年フォントノワの戦いで二人の弟カール(禿頭王)やルートヴィヒ(ドイツ人王)に敗れ,842年弟たちが有名な〈シュトラスブルクの誓い〉を交わしロタールに迫ったため,長い交渉の末843年ヴェルダン条約が結ばれた。その結果ロタールは皇帝の称号を認められるが宗主権を失い,ローマを含む北部イタリアと中部フランクを領有するに留まった。その後プリュム修道院に入り,855年三人の子供に領土を分割して死去。