●ロシア=フランス同盟 ロシア=フランスどうめい
ヨーロッパ フランス共和国 AD1891 フランス共和国第三共和政
1891年8月〜1917年2月,三国同盟に対抗したロシア・フランス間の同盟。1890年独露再保障条約が期限満了となり更新されなかったことから,ロシアは財政的援助を受けていたフランスに接近,1891年7月フランス艦隊のクロンシュタット訪問を機に,8月27日第三国による脅威に対する政治協定を締結。1892年8月17日第三国からの攻撃の場合の相互協力と,三国同盟の存続期間を期限とする軍事協定に発展させた。しかし両国はたがいに相手国の政治体制に対する不信感をもっていたため批准に手間どり,1893年12月27日ロシアが,1894年1月4日フランスが相手国に批准を通告して成立した。これは秘密条約であったためその内容は1917年まで発表されず,ロシア革命によって自然消滅した。この同盟は革命以来対立してきた共和主義のフランスと専制主義のロシアとの同盟で「第二の外交上の革命」とも呼ばれ,三国協商の基礎ともなった。