●ロクソラン
アジア アジア AD1500
1500〜1558 オスマン朝第10代のスルタン,スレイマン1世の妃。スラヴ系の出自は明確であるが,家系については不明である。ロクソランは,ロシア人の娘 La Rossa が変形したものであろう。1520年以前にスレイマンの第2妃となった。スレイマンとのあいだに男子5人女子1人をもうけた。ハレムにおいて,きわめて強大な権力をもつようになり,第1妃マーヒデヴランの子ムスタファを後継者の地位から追い,自分の子セリムをその地位につけた。しかし,息子がセリム2世として即位する前に没した。帝国の衰退が急速となる過程に,ハレムの政治介入が一つの原因となった先鞭であった。