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●六斎念仏 ろくさいねんぶつ

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京都・奈良を中心に行われている念仏の一つで、月6回の斎日(8・14・15・23・29・30日)に念仏を唱えたことからこの名がついた。経典にはこの6日には正午より食をとらないで持斎すべきとある。元来この6斎日であったが、現在では盆または地蔵盆に行うところが多い。六斎念仏は京都市内の激しい踊りや獅子の曲芸を伴ったものが有名であるが、元来は大念仏などによる芸能化した念仏の反省から生まれた持斎のための地味な念仏である。大きく分けて、奈良の高野山系と京都の空也堂系と干菜寺系がある。曲に「四遍」「白米」「坂東」などがあり、融通念仏との関連がうかがわれる。京都系のものは発生を、空也堂は空也上人に、干菜寺は道空に求めている。現在確認されている六斎念仏は若狭・京都・滋賀・大阪・神戸・奈良など約30カ所である。京都市内では8月16日の壬生寺、8月26日吉祥院天満宮、8月24日桂地蔵、8月30日南区上久世などが有名。