●6・3・3・4制 ろくさんさんよんせい
アジア 日本 AD
学校教育の教育段階の区切り方として,日本では第二次世界大戦後採用された。すなわち,小学校6年・中学校3年・高等学校3年,および大学4年の通称である。ほかに2年制の短期大学や,高等学校3年を含めた5年制の高等専門学校,さらには各種の専修学校や各種学校もあるが,おもな系統として6・3・3・4制が日本の学校体系とされている。この体系は,アメリカからの輸入といわれている。戦後のアメリカ教育使節団の勧告にもとづく民主的な学校体系として,アメリカの若干の地区で実施されていた6・3制を昭和22年度(1947年)より一斉に採用した。しかしアメリカからの単純な導入ではなく,戦前の6・5制(厳密には複線型である)に対して,6・3制を含む改革試案はないわけではなかった。現在は,入試の困難さから,再受験を考慮に入れて,6・4・4・4制などともいわれている。また,中等教育の一貫的教育の主張もあり,6・6・4制も論じられている。さらには,幼稚園が現在担当している5歳児の就学義務化とか,高等教育の大衆化,生涯教育の制度化に伴う高等教育機関の修業年限の多様化の問題もある。