●老舎 ろうしゃ
アジア 中華人民共和国 AD1899 清
1899〜1966 中国の作家,本名舒慶春。満族出身。1917年,北京師範学校卒業,1924年,英国に渡り,ロンドン大学で中国語を教えるかたわら,創作を始め,1926年,ディケンズの作品に啓発されて『張さんの哲学』『趙子曰』『二馬』を次々に発表し,風刺に満ちたユーモラスな筆致で好評を博した。1930年に帰国し,済南の斉魯大学,青島の山東大学で講義をするかたわら,精力的に創作をつづけ,『離婚』『猫城記』『牛天賜伝』『月牙兒』などをあいついで発表した。1937年には北京の人力車夫の貧苦の一生を描いた傑作『駱駝の祥子』を書き,文壇・読者に多大の感銘を与えた。1944〜47年にかけ,北京の4代同居家庭の日本占領下での生活と崩壊を綿密に描いた100万字の長篇『四世同堂』3部作を発表した。1946年に渡米し,1949年に帰国したが,北京の非常な変わりように感激して劇曲『龍鬚溝』を書き,引きつづき『方珍珠』『茶館』『女店員』など23の劇曲を発表した。作家協会副主席として活動したが,文化大革命中1966年,紅衛兵に迫害されて死亡した。
![]()