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●連歌 れんが

アジア 日本 AD 

 五七五の長句(上句)と七七の短句(下句)を交互に読み,直前の句とのあいだにまとまりをつくる日本独得の詩。平安時代を通じて,2句の唱和で終わる短連歌(一句連歌)が一般で,遊戯的傾向が強かったが,院政期以降,複数の作者(連衆)が次々と句をつづける長連歌(鎖連歌)に変化し,鎌倉初期には百句の形式が成立。当初は句を継ぐことば(賦物)を詠み込んだが,南北朝期には,同一語の使用回数や間隔,同種の句の連続などについて,共通の規則集成(式目)が成立してそれに代わった。室町期には広く各地の庶民間にも普及し,純粋な文芸目的のほか,武将の団結や神仏への祈念目的で催された。その場(座)の指導を職業とする連歌師に,南北朝期の救済・周阿,室町中期の宗砌・宗祇・兼載・宗長,後期に宗牧・紹巴らがあり,俳諧連歌の作者に宗鑑・守武らも出た。准勅撰集として二条良基編『菟玖波集』,宗祇氏・兼載編『新撰菟玖波集』があり,江戸中期まで厖大な作品がつくられた。