●歴史の舞台 れきしのぶたい
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歴史的事件や事象が生起し展開した場所,広くはその地域を意味する。歴史は,人間の行動の軌跡ともいうべきものであるから,人間の行動した場所(空間)は,人間とその時代(時間)とともに歴史を構成する3要素として不可欠のものである。それが歴史教有の面でとくに意識されてきたのは,人間生活の展開過程が学習対象として重視され,高等学校においては,「日本史」の地域学習,「世界史」の文化圏学習が登場してきたことにもよっている。たとえば,昭和53年版『学習指導要領』の「日本史」には,「地域社会の歴史と文化」が学習内容に取り入れられたほか,主題学習の一つに,「歴史の展開にみられる日本の各地域の特性とその時代的変化を考察する学習ができるもの」が観点としてあげられた。ここでは,古代の東北,大陸文化の門戸としての北九州,日本海文化圏など,地域つまり「歴史の舞台」が学習のテーマとして前面にでてきているのである。