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●歴史法学 れきしほうがく

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 19世紀初頭ドイツにおこった歴史法学派およびその影響によってイギリス,フランスにひろまった歴史法学派による法の歴史的研究を重要視する法学をさす。ドイツにおける歴史法学派は G.フーゴー(1764〜1844)に始まるが,完成者は F.サヴィニー(1779〜1861)である。法を言語と対比し,法が民族に固有な性格をもつところの民族共同の確信であることを強調し,普遍的な自然法を否定するところにその特徴がある。しかしその反面,民族精神を強調することが偏狭な民族主義と結びつきやすいという欠点をも合わせもつ。ドイツにおいてはその後プフタ(1798〜1846)がその立場を継承し,発展させた。一方イギリスにおいては『古代法』を著した H.メイン(1822〜1888)がサヴィニーの影響を受け,法の歴史的研究を行ったが,彼においては民族精神の観念は否定された。