●レオ13世 レオじゅうさんせい
ヨーロッパ イタリア共和国 AD1810 サルデーニャ王国
1810〜1903 ローマ教皇(在位1878〜1903)。ローマ教会の近代化に貢献した。前名,ジョアッキーノ=ヴィンチェンツォ=ペッチ。アナニ近くカルピネト生まれ。1837年,司祭。ベネヴェント・ペルジア両知事歴任。1843年,駐ブルュッセル教皇大使,司教叙階。ペルジア司教をへて枢機卿(1853),そして教皇。柔軟性のある外交を展開,ビスマルクと和解して文化闘争を終結させ,ベルギー,アメリカ,ロシア,日本,イギリスと友好関係を結んだ。イタリア,フランスとの関係は改善できなかったが,困難な国際関係のなかで教会の地位を守った。第1回ハーグ平和会議(1899)には,平和の確立を求めて訓示,書簡を発表。また国家と教会との関係,労使と国家との関係,カトリック原理と近代民主主義との共存,それぞれに関する回勅の影響は大きかった。ヴァティカンの古文書館を学者に公開,トマス=アクィナスの神学復興と聖書の近代批評研究をすすめた。
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