●ルーメリア
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オスマン帝国のヨーロッパ領に与えられた名称。また,ソフィヤを都とした州の名。11世紀末からトルコ人がビザンティン帝国のアナトリアを占領し定住するようになると,トルコ人の国(トゥルクエリ)と呼ばれるようになった。オスマン朝になり,トルコ人がビザンティン帝国のヨーロッパ領を征服すると,この地をギリシア人(ムール)の住む国(ルーメリー)と名付けた。現在のギリシア・ブルガリア・アルバニア・ユーゴスラヴィアの一部を含む,バルカン半島のドナウ川以南の部分にあたる。オスマン時代に,大量のトルコ人移民があり,またアルバニア人を中心にムスリムへの改宗もあったが,キリスト教徒が多数を占めていた。オスマン帝国にとっては,農業・商業の面からも最重要地域であった。