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●ルーヴル宮 ルーヴルきゅう

ヨーロッパ フランス共和国 AD 

 パリのセーヌ右岸にある旧王宮。現在は世界最大の美術館。フィリップ2世がパリ城壁のセーヌに接する地点を防衛するために城塞を建設した。これが長いルーヴル造営史の発端である。王の居館はシテ島内にあったのでここは武器庫・文書庫として使用された。パリ市域の拡大に伴い城壁内に取り込まれ,シャルル5世が初めてここを居所とし,塔を図書館に改造した(現在の国立図書館の淵源)。フランソワ1世により城塞から宮殿への改築大造営が始まり,ルイ14世がヴェルサイユに宮廷を移す1680年まで断続的につづいた。以後荒廃して,一部に浮浪者が住みつき中庭に居酒屋が開店するほどであったという。最後の大造営と改修はナポレオン1世およびナポレオン3世の事業であった。現在は旧テュイルリー宮殿の残存部分をあわせてルーヴルという。現在一部は政府庁舎として,大部分は美術館として使用されている。

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