●累進税率 るいしんぜいりつ
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租税負担能力に応じた課税を行うために用いられる税率。課税標準(税額を計算する場合の基準になる価格または数量)が大きいほど,より高い税率を適用する方式を累進税といい,これは所得の再分配,税負担の垂直的公平の実現のためにいくつかの税目に関して採用されている。課税標準に対して,一定の割合が税率として採用される比例税や,課税標準が大きくなるほど税額が小さくなる逆進税に対応するもので,課税標準の全額に対してその額の所属する階級の税率が適用される全額累進と課税標準をいくつかの段階に分け,各段階ごとに異なる税率を適用する超過累進とに分けられる。わが国での所得税・相続税・贈与税は,いずれも超過累進税率を採用している。この3税はいずれも最低税率は10%で,最高税率は75%と定められており,相続税・贈与税の累進税率は5%刻みとなっているが,所得税の場合の段階ごとの累進税率は別表の通りである。
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