●ルイス=キャロル
ヨーロッパ 英国 AD1832 ハノーヴァー・ウィンザー朝
1832〜1898 イギリスの作家。本名チャールズ=ルートウィッジ=ドジソン。チェシャー州ダレスベリーで生まれる。父親は牧師であった。ルイスは幼少から数学と古典語にすぐれ,18歳のときにはオックスフォード大学のクライスト=チャーチ=カレッジに入った。そこで彼は修士号まで取得し,英国国教会の助祭に任命され,また,母校で数学を教えた。子供好きだったルイスは,彼らのために物語を書くようになり,1864年,『不思議の国のアリス』を出版した。1871年にはその続編『鏡の国のアリス』を書いた。二つの作品は,有名な漫画家で画家のジョン=テニエル卿による挿絵で,いっそう楽しいものとなっていた。これ以後も,ルイスはアリス物を書きつづけ,世界中で愛好されるようになった。ルイスの作品の特徴は,もちろんその愉快なナンセンスであるが,背後に光る常識人の目がそれを支えていることも見落とすことができない。