●ルイ15世 ルイじゅうごせい
ヨーロッパ フランス共和国 AD1710 フランス王国
1710〜1774(在位1715〜74)フランス国王。ルイ14世は曾祖父。王位継承者であった祖父と父が死去したため,5歳で王位についた。オルレアン公・ブルボン公による摂政時代ののち,1726年,王の家庭教師であったフルリ枢機卿を大臣に採用し,その補佐の下に親政を開始した。フルリによる17年間の堅実な施政は,前王治世末期に疲弊したフランスの国力を回復させるのに貢献したが,彼の死後は適任者に恵まれず,また王個人の内気な性格のために,政治的決定は王の“秘密機関”や愛人ポンパドゥール夫人によって左右された。内政においては,百科全書派・カトリック教会・高等法院など対立する勢力のバランスをとろうとして成功せず,外交においては,反ハプスブルク主義から転じてオーストリアと結び,プロシア・イギリスと戦った(七年戦争)が,屈辱的なパリ条約(1763)によって海外植民地の大部分を喪失した。
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