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●リーンハート

ヨーロッパ 英国 AD1921 ハノーヴァー・ウィンザー朝

 1921〜 イギリス,ヨークシャー生まれの社会人類学者。1939〜41年にケンブリッジ大学で英文学を学び,ベネディクトの『文化の諸様式』を読んで人類学への関心を抱く。東アフリカで軍役に服してから,1945年ケンブリッジに戻り,人類学と考古学を学ぶ。1947年から1953年にかけてスーダンのディンカ族の調査を行い,その間隣接のアヌアク族も調査している。1949年からオックスフォード大学社会人類学研究所のアフリカ社会学講師となり今日に至る。

 著作は少ないが主著では“Divinity and Experience:The Religion of the Dinka”(1961)は師のエヴァンズ=プリチャードの『ヌアー族の宗教』(1956)に優るとも劣らぬ名著と評価されている。安易な一般化と理論化を拒む人文主義の態度は『社会人類学』(1964,邦訳1967,岩波書店)にもよく表現されており,オックスフォードの学生たちに大きな影響を与えつづけている。