●臨時南洋群島防備隊 りんじなんようぐんとうぼうびたい
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第一次世界大戦に際し,日本海軍南遣支隊が占領した赤道以北の旧ドイツ領南洋群島の守備と統治を行った。1914年(大正3)12月28日「臨時南洋群島防備隊条例」が公布され,これにもとづき防備隊の本部はトラック諸島の夏島(現在のデュブロン島)に置かれ,横須賀鎮守府の所管に属していた。司令官は天皇に直接従属し,指揮下にある艦船部隊などを統率し,民政を統轄した。同時に,司令官は,軍政および民政に関しては海軍大臣の指揮を受けることとされていた。管轄区域としてサイパン・ヤップ・パラオ・トラック・ポナペ・ヤルートの6管区(民政区)に分け,各管区に守備隊長を配置した。1918年(大正7)7月1日に防備隊司令官のもとに民政部が新設され,文官が政治部の事務を担当した。また,6管区には民政署が置かれ,事務官である民政署長が行政を担当した。1922年(大正11)4月1日,南洋庁の開設に伴い,臨時南洋群島防備隊は廃止された。