●呂后 りょこう
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?〜前180 中国前漢高祖の皇后。呂公の女・恵帝の生母。人となり剛毅で高祖の天下平定を助け,漢室に安定のために韓信や彭越などの異姓王を謀殺した。前195年高祖が死ぬと,恵帝に代わるべく太子の位を予定されたことのある趙王如意を殺し,その生母戚夫人の手足を断ち眼球をぬき耳をくすべ,さらに唖者にして便所内において人ぶたと呼ばせ,柔弱な恵帝に見せた。恵帝は嘆いて政をとらなくなったので,この時から呂后の専制がはじまった。前188年恵帝が死ぬと呂台・呂産・呂禄ら呂氏一族に首都の兵権を掌握させ,幼い劉恭を即位させて自ら臨朝称制(皇帝権代行)し,高祖の盟約を破って異姓たる呂氏一族を王に封じた。前184年劉恭を廃して幽殺し,幼い劉弘を立てて称制をつづけた。前181年高祖と他妃との子,趙王友・梁王恢・燕王建の子を次々に死なせ,呂産・呂禄・呂通をそのあとの王として劉氏に代わらせた。翌年呂后が死ぬと,劉氏と高祖の功臣らは呂禄を欺いて兵権を奪い,呂氏変乱の計画を制してこれを族誅した。
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