●令義解・令集解 りょうのぎげ・りょうのしゅうげ
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『令義解』10巻30篇(倉庫令・医疾令の2篇欠)『養老令』の官撰による公定法解釈書。826年(天長3)明法博士額田今足の建議によって準備作業が始まり,やがて主宰者清原夏野以下総勢12名の編集者が任命され,本格的事業がおこされた。833年(天長10)撰進,翌834年(承和1)施行。8世紀終わりごろ以降,『養老令』の条文解釈をめぐって諸説が続出し為政に混乱を生じる有様であったので,官撰の正説をまとめておく必要があった。『令集解』『本朝書籍目録』は30巻とするが,現伝のものは官位令から喪葬令まで40巻なので,全巻揃えば50巻か。法的実効力をもつ『令義解』の法解釈を補完する目的で,古記・令釈・穴記・跡記などの諸説を収集整理したものである。撰者は明法博士惟宗直本とする説が有力,撰述時期は貞観年間(859〜876)説と延喜年間(901〜922)説とがある。