●良寛 りょうかん
アジア 日本 AD1758 江戸時代
1758〜1831(宝暦8〜天保2)江戸時代後期の禅僧・歌人。越後国出雲崎町の名主橘屋山本以南の長子として誕生。家系には学問文芸にすぐれた者が多い。地蔵堂町の私塾で学んだのち名主見習中18歳で突然出家。原因には諸説がある。4年後国仙大忍和尚に随行して備中玉島円通寺に赴き,34歳まで修行し諸国をへて帰国。寺泊などを転々としたあと国上山の五合庵に10余年定住。のち麓の乙子神社に住み,69歳の時和島村木村家の別舎に移り翌年初めて貞心尼に会った。1831年(天保2)74歳で示寂,隆泉寺に葬られた。永い間の托鉢生活,清貧孤独,子供好きで無欲脱俗至純な人柄は諸人の敬愛を受けた。一方大村光枝・阿部定珍などの文人・庇護者と交わり,万葉調の歌・味わい深い漢詩をのこした。芸術的にすぐれた書は和漢の名筆に学びながら自由奔放・当意即妙・独創的。現存の書和歌約1,400,漢詩約420,書翰は250余にのぼり愛好者・愛蔵者が多い。阿部家蔵の遺墨は重文。
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