50音順    検 索

●リュッツェンの戦い リュッツェンのたたかい

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1632 ハプスブルク朝

 ドイツのライプチヒ近郊リュッツェンでの三十年戦争の一戦闘。1632年11月16日,新教軍を率いるスウェーデン王グスタフ=アドルフは皇帝軍を攻撃,迎えうつ皇帝軍はワレンシュタインの指揮で奮戦,兵力はそれぞれ2万の歩兵と騎兵,一進一退の混戦のまま勝敗を決することなく,皇帝軍は敗走し,新教軍の将グスタフは“英雄の死”を遂げた。先だつ1630年7月,グスタフ=アドルフはドイツに侵攻して以来破竹の勢いで皇帝軍を打ち破り,1632年5月にはミュンヘンに迫った。皇帝はワレンシュタインを起用,ニュルンベルクでグスタフ軍とワレンシュタイン軍が初めてまみえるが,おたがいに決戦を避けて11週間が過ぎた。こうしてリュッツェンの戦いは熾烈をきわめるが,グスタフが濃霧に災いされた戦死したのを,ワレンシュタインが気づくことなく引きあげてしまうという,戦争の不思議さを物語る一面も残している。