●琉球三味線 りゅうきゅうしゃみせん
アジア 日本 AD
一般にはサンシン(三線)と呼ぶことが多い。14〜15世紀に伝来した中国三絃の流れをくみ,それは日本三味線の祖型をなしたといわれる。かつての琉球では,長年月かけて形や音色に改良が加えられ,琉球王府の厚い保護のもとに多くの名工を輩出するにいたった。その結果,中国三絃や日本三味線にくらべ,棹の短いものができあがった。最も古い型といわれる南風原型をはじめ,知念大工型・真壁型など7〜8種類があり,分派型を合わせると14〜15を数える。棹材は,琉球黒檀や紫檀を最上とし,胴材はイヌマキを用い,胴張材は東南アジア産のアミメニシキヘビの皮である。しかしながら,蛇皮線または蛇味線とはいわない。古来沖縄では,三味線を床の間の飾り物にするほど大切にし,熱い気持ちを寄せつづけて来た。それが音楽や文学に与えた影響もはかり知れない。
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