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●リヒトホーフェン

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1833 ドイツ連邦

 1833〜1905 ドイツのプロイセンの地理学者・地質学者・探検家。シレジアのカルルスルーエの貴族の家に生まれ,ブレスラウ・ベルリンの大学で地質学を学ぶ。1860年からジャワ・フィリピン・日本・カリフォルニアを歴訪,各地で地質調査,1870年から中国を踏査,当時ヨーロッパ人によく知られていなかった中国の実態を明らかにした。この間の成果は大著『中国』(1877〜1912)・『中国旅行記』(1907)として刊行。帰国後はボン(1875〜83)・ライプツィヒ(1883〜86)・ベルリン(1886〜1905)の各大学で地理学教授を歴任,近代地理学の創始者とされる。彼は地表の現象を地域的にとらえ,相互関連,因果関係を解明することを地理学の中心課題として(『現代地理学の課題と方法』1883)地理学の発展に寄与したが,他方『山東とその港湾膠州』(1898)はドイツ帝国主義の山東省進出のきっかけをつくったともいわれている。