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●吏部 りぶ

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 唐代の三省六部の一つ,尚書省に属し,官吏の任免,賞罰等の人事を担当。吏部曹(文官の選任を担当)・司封曹(官爵の授与)・司勲曹(勲等の授与)・孝功(文武官の考課成績)の四曹にわかれて,それぞれを分担した。官吏の任免権をもつところから,六部のなかでは第1の要職であった。長官は吏部尚書,副に吏部侍郎がおかれ,四曹には郎中・員外郎等があった。貢挙と学校のことを考功員外郎が担当した時期もあったが,のち礼部侍郎が担当した。前漢の尚書四曹の一つ,常侍曹が公卿のことをつかさどっており,後漢には吏部曹として選挙と斎祀を担当,やがて選部といったが魏に吏部と改められた。宋代では,文官の選任を審官東院と流内詮が,武官の選任は審官西院と三班院が担当したが,神宗の1082年(元豊5)の改革以後,ともに吏部の担当になった。元では中書省に属し,明では中書省の廃止とともに天子に直属し,清代につづいた。