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ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1779 ハプスブルク朝

 1779〜1856 ドイツの地理学者・近代地理学者。A.フンボルトとともにドイツ近代地理学をつくった人。幼年時代にルソー主義の教育をうけ,のちペスタロッチの教育学の影響をうけ,そのため彼の自然地理学は人類の生活および歴史を相関関係でとらえる地人相関説の上に立って自然を把握しようとした学問人で,きわめて人間主義的な立場にたつものである。彼はフンボルトを尊敬しており,1820年,ベルリン大学の教授となり,はじめて地理学講座を開講した。彼の著書には『一般比較地理学』(1822〜23)がある。また J.ヘルダーの人類と環境に関する理論をもっているとともに,地球有機体論やプロテスタンティズムと科学的研究の結合をはかったため,多くの批判をうけている。また著書の一つ『自然と人類史とのかかわりにおける地理学』2巻(1817〜18)などがある。

 こうした著書によりフンボルトとともに一つの時代をつくった地理学理論の建設者といってよい。