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●李朝実録 りちょうじつろく

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 1,893巻。888冊。李朝太祖時代から哲宗時代にいたる25代472年間の歴史的事実を年月日順に記述した記録。李朝は歴代の実録各3部を印刷,1部を清書,都合4部の実録を作成,春秋館忠州・全州・星州の4史庫に1部ずつ分蔵した。1592年の壬辰倭乱により,全州史庫以外の3史庫の実録は焼失。戦後,政府は全州史庫の実録を底本とし,戦前13代の実録各3部を印刷。この新印3部と校正刷1部と原本(旧全州史庫本)とを合わせた5部の実録を,新たに選定した春秋館摩尼山(のちに鼎足山)・妙香山(のちに赤裳山)・太白山五台山の5史庫に1部ずつ収蔵した。このうち,春秋館の実録は兵火により焼失,摩尼山史庫の実録も戦禍により破損されたが,のちに修補された。太白山史庫と鼎足山史庫の実録は,現在,ソウル大学中央図書館に保管されている。

〔参考文献〕末松保和「李朝実録考略」学習院大学文学部研究年報5,1957〜58