●リーダーシップ
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優越した能力を保持していると集団の他の成員から認められ,その能力の範囲内の事象については,リーダーであり,他の成員はその指示に従う。そのことが最も容易に集団の目標を達成すると判断される。D.カートライトと A.ザンダー編集『グループ=ダイナミックス』(1953)では〈リーダーシップは集団目標の設定を促進し,その目標にむかって集団を動かし,成員間の相互作用の質を向上し集団の凝集性をつくり,集団資力を有効に利用させるような集団成員の行為からなっている〉と定義している。このことは,集団目標に関連する能力をもっていれば,また,集団の成員の能力を複合することができれば,だれもがリーダーシップを担える。リーダーシップは恒常的ではなく,状況に応じて最も望ましい資質・能力のある成員が集団の他の成員の要請に応じて求められる。しかし組織内の上位者や諸エリートは,恒常的に優越した能力の発揮が求められている。