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●李成桂 りせいけい

アジア アジア AD1335 

 1335〜1408 李朝第1代の王。在位1392〜98。姓は李。初諱は成桂,のちに旦。初字は仲潔,のちに君晋。初号は康献,のちに松軒。子春の第2子として永興で出生。射術に優れ,1356年に登用され,以後,紅巾賊と倭寇の討伐に偉功をたてて威名を上げた。1388年遼東征討の途次,威化島から回軍して反対派を除去して権力を掌握し,改革派両班と結んで私田を改革して特権層の勢力を除き,国家の財政的基盤を固くした。1392年恭譲王から禅位されて王位につき,新国家を建設した。対外的には,明を宗主国として仕え,日本と友好関係を結んで国家の安全をはかる事大交隣政策をとり,政治的には,儒教を建国理念とする中央集権的両班支配体制の整備に努力した。経済的には,農業の奨励にもとづく民生の安定によって身分社会制度を確立しようとする農本民生主義政策を施行した。

〔参考文献〕韓永愚『朝鮮前期社会経済研究』1983,乙酉文化社