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●リース

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1861 ドイツ連邦

 1861〜1928 ドイツの歴史家で日本における科学的歴史学の先達。プロイセン州ドイッチュ=クローネで生まれた。ベルリン大学で歴史学と地理学を専攻し,ランケについて学んだ。1884年「中世におけるイギリス議会の選挙権」と題する論文をベルリン大学に提出,哲学博士号を授与された。1887年(明治20)2月日本政府の招きを受けて来日,東京帝国大学文科大学史学教師となり,同年新設の史学科で西洋史学を講じ,ランケの歴史研究法と世界史の概念を日本に紹介した。1889年彼の建言で史学会が設立され,同年12月機関誌「史学会雑誌」が創刊された。これは「史学雑誌」と改題されて今日に及ぶ。1893年賜暇を得て帰国,その間欧州各地で日本史関係の史料の調査収集につとめた。日本婦人と結婚し,1902年退任・帰国し,やがてベルリン大学で員外教授となる。帰国に先だち,1899年6月,日本政府から勲四等旭日章を授与され,帰国後日本政府からとくに恩給として終身年500円を給与された。主著は『世界史の使命』など。