●陸稲 りくとう
アジア 日本 AD
おかぼ・畑稲・早稲とも呼ばれる。畑地に栽培される稲。その起源は水稲と同じとする説と,異なっている,との説があって,まだはっきりしない。日本に栽培される陸稲は水稲から選択され転用されたもの,中国大陸のセン※注1※系統のほか,台湾・朝鮮・東南アジアからのものとがある。日本での陸稲の栽培は,江戸時代から明治中期にかけて盛んとなる。茎・葉は水稲より粗大で葉幅が広く,下垂するものが多い。玄米の形態はやや品種が長く,種子のタカラーゼの力が多い。発芽して酸素の要求度と,水分の吸収力が高い。発芽の最低温度が低い。水分をあげる力が強い。耐干性は水稲に比べると強いが,他の畑作物よりは弱い。分けつ中期,種ばらみのとき土壌水分の不足しないことが必要。腐植質にとんでいる。じかまきが一般的だが,条間まきも多い。水稲に比べて穂垂型品種が多い。水稲より施肥料が多い。連作をきらう。水稲より生産期間が短い。収量ははるかに少なく,モチ稲の栽培が多い。
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