●陸上競技 りくじょうきょうぎ
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【発生】陸上競技における技術の原初的形態は人間の2足直立歩行と衣食住にかかわる労働−運動による適応進化過程に深くかかわっている。とくに狩猟や闘争や遊戯のなかで獲得された技術(走る,跳ぶ,投げる)が基盤となっている。人間の技の発生と技術化の過程は“実用の術としての発生”→“遊戯化”→“競技化”という3段階の発達過程をたどっている。【歴史】競技としての形態はゼウスの神に棒げる古代オリンピアの祭典競技として前776年に実施されたのが最初である。その後4年ごとに開催されるが,当初の短距離走に中距離走・長距離走・古代五種競技(走り幅跳び・競走・円盤投げ・やり投げ・レスリング)が加えられ今日の種目原形ができた。その後,東ローマ帝国テオドシウス1世によって廃止され暗黒時代に入るが,1896年に近代オリンピックとして復活され陸上競技では,100m走・400m走・800m走・1,500m走・ハイハードル・マラソン・走り高跳び・走り幅跳び・棒高跳び・三段跳び・砲丸投げ・円盤投げ,の12種目の形態が完成された。現在実施されている競技種目はこれらを基準に追加拡大されたものである。日本への移入は1874年(明治7)であり,日本陸上競技連盟の創立は1925年(大正14)である。
〔参考文献〕日本体育協会監修『現代スポーツ百科事典』1970,大修館