●ランカスター家 ランカスターけ
ヨーロッパ 英国 AD
イギリスの王家。赤ばら家章説は疑問。1362年エドワード3世の第4子ジョン=オヴ=ゴーントのランカスター公受封により始まったが,1267年ヘンリー3世がランカスター伯に叙した第2子エドマンドと上記ジョンが縁続きであり,呼称としては古い。ジョンの子ヘンリーは,王と対決しヘンリー4世(在位1399〜1413)としてランカスター朝を開いた。ヘンリー5世(在位1413〜22)のあと,ヘンリー6世(在位1422〜61,1470〜71)は心身病弱であったため,サマセット公が実権を握り,ヨーク家のリチャードに王位継承権を主張されて,ここに,1455年ばら戦争が始まった。リチャードの子エドワードに王位を奪われ(1461),ヨーク朝に支配が移ったが,1485年ランカスター家の支流テューダー家のヘンリー(7世)が,ヨーク家のリチャード3世をボズワースの戦いに破ってテューダー朝を開き,ヨーク家エドワード4世の末子と結婚,ばら戦争に結末を与えた。