●ラマルティーヌ
ヨーロッパ フランス共和国 AD1790 フランス革命
1790〜1869 フランスの詩人・政治家。ブルゴーニュ地方のマコンで生まれ,牧歌的な幸福な少年時代を過ごす。26歳のとき保養地で著名な老物理学者の若妻を知り,互いに深い愛情で結ばれるが,翌年彼女は結核で死ぬ。再会を果たせなかったその悲しみと激しい思慕をうたった『瞑想詩集』(1820)は「湖」をはじめ,24篇の詩が収められているが,憂愁・悲哀・絶望などの感情が流麗な表現で吐露されており,ロマン主義叙情詩の最初の傑作とされる。その他『新瞑想詩集』(1823)・『宗教諧調(かいちょう)詩集』(1830)・『ジョスラン』(1836)・『静思詩集』(1839)などの作品がある。一方,彼は文学よりもむしろ政治や社会的活動の方に使命を感じ,1821年から約10年間イタリア各地で外交官として活躍したのをはじめ,1833年には代議士となり,外務大臣を務めた(1848)こともある。
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