●ラファエロ
ヨーロッパ イタリア共和国 AD1483 両シチリア王国
1483〜1520 中部イタリアのウルビノに生まれ,詩人画家の父から絵の手ほどきを受け,父の死後17歳ごろにペルージアに出て,ペルジーノの薫陶を受けた。代表作「三美神」「聖母戴冠」「マリアの婚約」はいずれもペルジーノの強い感化がみられる。21歳から4年間はフィレンツェにおいて,レオナルド・フラ=バルトロメオ・ミケランジェロをはじめ,フィレンツェ派の画家たちの影響を受け聖母子像・肖像画が多く描かれた。「太公の聖母子」「埋葬」などが力作としてあげられる。25歳以後ローマ法王に仕えヴァティカーノ宮において,天井画をはじめ多くの壁画を制作し各部屋を飾った。とくに「アテナイの学堂」は有名。このほか「署名の間」「エリオドロの間」「火災の間」にフレスコ壁画,また祭壇画に「サン=シストの聖母子」(通称システィンのマドンナ)などいずれも代表作。「キリストの変容」が絶筆。優れた技法の修得再現は天才的であった。
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