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●ラッダイト運動 ラッダイトうんどう

ヨーロッパ 英国 AD 

産業革命が顕著な進展をみせ始めた19世紀初頭イギリス中北部織物工業地帯に発生した機械破壊運動のこと。1811年ノッチンガムシャーおよびその周辺で、長靴下やレース織機が深夜、集団的暴行で破壊された。翌年にはヨークシャー・ランカシャーなどに広がり、被害も拡大した。変装した破壊暴徒は口々に「ラッド将軍のお通りだ」と称していたところからこの名が出た。どうやら産業革命・機械発明・使用普及による失業を恐れた手工業者やマニュファクチュア労働者の行動であったらしい。「機械さえなければ……」という短慮が行動のエネルギーとなった。1812年リヴァプール内閣は人身保護法を停止・弾圧法規制定、1813年には裁判の結果、絞首刑流刑を含む大量処刑を実施し弾圧した。1816年にもノッチンガム中心に破壊運動がおこったが、弾圧とナポレオン戦争後の景気回復により終息した。