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●羅振玉 らしんぎょく

アジア 中華人民共和国 AD1866 清

1866〜1940 中国清末民国期の学者。字は叔蘊・叔信、号は雪堂・貞松老人。清末に農学社・農報館を設けて、農学の発展に努力し、京師大学堂農科大学監督に任命された。1911年(民国1)辛亥革命がおこると、王国維とともに日本の京都に亡命し、内藤湖南狩野直喜と親交を結んだ。帰国後は天津に居住し、退位した宣統帝の教育にあたった。1932年(大同1)満州国が成立すると、参議府参議に任じられた。羅振玉は、政治にかかわる一方で、20世紀初頭に陸続と発見された新資料の収集・保存・整理・研究に力を尽くし、学問に大きく貢献した。新資料の第1は、内閣大庫の明清タンアン※注1※資料で、羅振玉はこれが廃棄されるところを救った。第2は、殷墟で発見された甲骨文字で、これを研究し、『殷虚書契前編』ほか数編を上梓した。第3は、敦煌で発見された文書で、これを整理し『鳴沙石室佚書』などを著した。第4は漢代の木簡の研究であった。

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