●ラザフォード
ヨーロッパ 英国 AD1871 ハノーヴァー・ウィンザー朝
1871〜1937 イギリスの物理学者。ニュージーランドに生まれ,大学卒業後イギリスに渡り,ケンブリッジ大学で物理学者 J.J.トムソンの指導を受けた。のちケンブリッジ大学教授・キャヴェンディシュ研究所長。放射能に関する研究を行い,放射性物質が放射線を発して壊れてゆく途中で,一連の中間元素に変化してゆくことを実証するなど,多くの重要な研究成果をあげた。また1911年,α線粒子を用いた実験から,原子構造を解明,原子の中心に原子核部分があって,そこに正電気を帯びた粒子(陽子)が集まっており,その周囲を負の電荷をもつ粒子(電子)が回転している原子模型を示し,さらに,原子核の半径を決定した。1917年には窒素の原子核にα線粒子をあてて陽子をはねとばし,酸素の原子核に変換する実験に成功,はじめて元素変換を行った。1908年にはノーベル化学賞を受賞。晩年にはナチス=ドイツに反対,亡命科学者の救済活動を行った。