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●洛陽 らくよう

アジア 中華人民共和国 AD 

 中国,河南省北西部,洛水北岸の都市。長安と同じく国都が置かれたことで知られる。前11世紀,周の成王の代に周公が東方経営の基地として洛邑を建設したが,それは今の洛陽市の西郊にあたっている。前720年,犬戎に追われた平王が陝西の鎬京より都を移した。敬王のとき王子朝の乱を避けて下都に移り(前519),春秋戦国時代を通じて東周の国都として栄えた。前漢時代,下都はラクヨウ※注1※県と称したが,後漢になって洛陽に改め国都に定めた(25)。三国の魏・西晋とひきつづき国都が置かれ,493年北魏も大同からこの地に遷都し繁栄した(楊衒之の『洛陽伽藍記』参照)。北魏末,兵乱で荒廃。隋が再びこの地を東都と称した。隋・唐時代,西の長安(政治都市)に対して,東の洛陽は経済都市として江南の物資の集散地となったが安史の乱以後衰微した。その後五代の後唐・民国時代(1933)の国都となったが,現在,河南の工業都主となっている。

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