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●ラヴォアジエ

ヨーロッパ フランス共和国 AD1743 フランス王国

 1743〜1794 フランスの化学者。弁護士であった父のあとを継ぐために法律を学んだが,科学に関心をもち,はじめ生物学・地質学を研究,のち化学に転じた。化学変化の徹底した定量実験を行い,近代的な物質理論を確立,現代化学の父と呼ばれる。ラヴォアジエまで,物が燃えるのは,燃素(フロギストン)がその物質から離れ出ることがあると説明されていたが,彼は燃焼物の厳密な重量測定を行い,物質が燃焼後,重さを増すことから燃素説を否定,反対に物質が空気の一部と結合することを証明,この気体がすでにイギリスのプリーストリー・スウェーデンのシェーレが単離に成功していた酸素であることを示した。また金属のさびや生命現象も燃焼の一種であることや,水素を燃焼すれば水が生成することを発見,1789年の『化学要論』では,それまでに知られていた33種の元素の表を発表した。彼は徴税官をしていたために,ジャコバン政府によって処刑された。