50音順    検 索

●ラヴェル

ヨーロッパ フランス共和国 AD1875 フランス共和国第三共和政

 1875〜1937 フランスの作曲家。著名な技師の家で7歳から音楽的修養に入る。1889年パリ音学院に入学。この年万国博覧会で異国の音楽に接する。1897年フォーレに作曲を学び詩・文学に心酔,サティ・シャブリエの影響を受ける。ローマ賞を得ようと試みるがすべて失敗。この間ピアノ曲「水の戯れ」(1910)や室内楽で音楽家としての地歩を固めた。のち,パリにとどまり多くの傑作をつくるが1914年兵役を志願。パリに帰ったのち1927年アメリカで成功し,翌年パリで「ボレロ」を発表,大成功をおさめ流行児となる。名声を得て各地を旅したのち,脳障害で他界した。作風は高雅繊細でありながら異国の旋法を巧みに繰つり,独自の色彩を大胆に使いながらも作曲上の規範を厳格におのれに課した新古典主義者として,楽器の特性を最大限に引き出した点が特色といえる。作品にはオペラ・バレー音楽9,カンタータなど17,管弦楽曲17,室内楽8,ピアノ曲集など27,合唱・歌曲など50という多数にのぼる。